食品のアレルギー表示
フムフムまなぶ
2024.06.05

食品のアレルギー表示

こんにちは、めばえフム子です。

ゴールデンウィークも終わり、あっという間に6月ですね。だんだん暑くなり、熱中症に気を付けている方も多いのではないでしょうか。めばえ家の冷凍庫はいろいろな棒アイスでいっぱいになってきました。

さて、今回は、「食品のアレルギー表示」についてです。「アレルギー」と聞くと、皆さんどんな食材を思い浮かべますか。

離乳食といえばやっぱり、「卵」「牛乳」「小麦」このあたりがイメージしやすいのではないでしょうか。

どんな食材が表示の対象になっているのか、一緒に見てみましょう。

実は、「食品表示基準」という国のルールの中で、食物アレルギー症状を引き起こす原因として明らかになったものについては、表示が義務付けられているのです。「特定原材料」とよばれ、特に症例数や重篤度から表示の必要性が高いものが選ばれています。

特定原材料は、卵、乳、小麦、そば、えび、かに、落花生(ピーナッツ)、くるみの8品目となっています。

あれ?特定原材料って7つとかじゃなかったっけ?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、2023年3月にくるみが特定原材料に登録されて、合計8品目になったのです。

また、表示は義務ではありませんが、表示が推奨される「特定原材料に準ずるもの」には20品目あります。2024年4月に「マカダミアナッツ」が追加され、「まつたけ」が削除されました。

こうやって食材を見ると、くるみやマカダミアナッツなど、ナッツ類が気になるポイントになってますね。どうやら、ナッツ類のアレルギー患者が増えているそうなのですが、このお話はまた次回にしましょう。

ちなみに、アレルギーの表示義務については、1つ注意してほしい点があります。それは、「容器包装されていない加工食品はアレルギー表示の対象ではない」ということです。

スーパーでよく見かける缶詰やポテトチップスなど、容器や袋に食品が包装されているものは、アレルギー表示の義務となるのですが、レストランでの食事、出前、容器包装をせずに販売する食品(ばら売りや量り売り)は表示対象ではないのです。

なので、外食する際にアレルギーが気になったり、何が入っているか不安な場合は、店員さんにどんなアレルギー食材が入っているか聞いてみると良いですよ。

気づかなくて、知らず知らずにはじめて食べてしまうことで、アレルギー症状が出てしてしまうケースがあるので十分気を付けましょう。


少し長くなってしまったので、容器包装された食品のアレルギー表示の見方は次回お伝えしますね!

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